【青野ダム】プリプリの53cm

青野ダムは、一度は、25℃程度まで低下していた水温も、連日の好天で、27℃を超える状況になった。朝晩の寒暖の差が激しいことも影響してか、ターンオーバーも進み、濁りと小さな浮ゴミが点在し水の状態は良くない。状況から鑑みても、まだまだ秋という感じではなさそうだった。展開は、状況次第ということで、自然とタックルも増えてしまう。

水位は、ほぼ満水だが水質は悪い。ボートの引き波の泡がいつまでも消えない。まずは、流れ込みがあって水の良さそうな第二ダムに向かう。とりあえずクランクベイトで流すが、釣れる気がしない。サカナの通り道になるであろうルートにライトリグを入れてみる。しかし、反応はない。小バスの反応があってもよいものの、それも渋い。少し深場をスローに探ってみても反応はない。こうした厳しい状況では、一級スポット狙いが定番の攻め。必ずサカナが付くインターセクションや橋周辺にあるレイダウンを探ってみて、状況を把握することに。

尼寺筋のレイダウンにジグヘッドを入れると、すぐにバイトが出る。しかし、小さいからか乗ることはない。いつもであれば、放置しているだけでも、次々とバイトしてくるところだが、アタリは単発的だ。活性が低いのか、ニゴリでルアーが認識できないためか。そこであえて、ワームを5インチクラスに変えてみる。すると、アタリの出方が変わる。より早く、より明確になっている感じだ。あくまでもスローにだが、ワームは小さくしなくていい。あとは、エリアとレンジの問題だ。

朝晩の寒暖差は、表水面の温度を下げる。バスは、その水温変化を嫌って、少しレンジを下げているだろうか。エリアを、ボディチャンネルに絡む地形の変化、4〜5mに絞る。目ぼしい変化をヘビダンとテキサスで探っていく。第二加茂山公園沖のブレイク。ここの変化にもサカナは付く。ブレイク上にある岩を感じながら、5インチヘビダンで探っていく。明確なアタリが出てアワセると25cmクラスのバス。ようやくの一本目だ。さらに攻め続けるとバイトは多い。テールを食いちぎられることもあって、反応は決して悪くない。テキサスリグで探っていても、同じようにアタリは出る。しかし、乗らない。ルアーへの反応はいい。小さいワームを使うよりも、勝負が早い。あとは、エリアとタイミングか。昼を過ぎても、新たなバスは手に出来ていなかった。

それらしい地形の変化を探りながら、スロープまで降りてくる。スロープ前でもアタリはあるが乗らない。今日は、早めに上がる必要があって残り時間は1時間。最後に、一番反応がよかった第二加茂山公園沖を攻め切ることにする。狙うスポットは、ブレイク。そこのゴリゴリを感じたら、ストップ。そして、ブレイクから落とす。それを繰り返していく。5インチヘビダンでアタリは出るが乗らない。スレてくるので、テキサスにローテーションしていく。

風が出てきて少し流されながらズル引く。ググッと重くなるが、引っかかりの場合もある。ロッドを立てて外そうと試みるとグングンッと引く。バイトだ。すかさずアワセるとグッドサイズを予感させる引き。いいサイズだと感じた瞬間、一気に持って行かれる。想像以上の引きにロッドがボートに当たってしまう。そこで耐えているとロッドに引き上げられるように魚体が見える。50cmクラスだ。アドレナリンが噴出すると同時に2度目のツッコミ。ドラグをもう少し緩めたいが、ロッドを支えることで精一杯。ラインブレイクしないことを祈りつつ耐える。ランディングネットを構えるが、最後の抵抗を見せる。次に上がってきたときには、バスはネットに収まっていた。53cmのプリプリのバス。まさにまん丸。2キロは、ゆうに越える。引きでいえば、先般上げたロクマルに匹敵するほどの引きだった。

その後、2本目を狙ってみたが、そんなに甘くはなく程なく時間を向かえて終了。厳しい状況の中で、何とか絞り出した一本だった。例年であれば、この時期、アベレージサイズの25cmクラスはイージーに釣れるが、今年はそれがない。その分、デカバスの確率が高い。地形の変化やスポットを的確に狙うことが求められるが、それは、面白さのひとつ。辛い思いばかりさせないところが、青野ダムの意地らしさでもある。ギリギリと攻め切った結果の一本だった。

釣れるときは、5分あれば釣れる。最後の一投まで諦めないこと。諦めないためには、攻め方のひとつひとつに根拠を持たせて、集中力を維持して行くこと。今日の一本は、その”諦めない気持ち”のスキルの大切さを教えてくれた。

ロッド: エンズヴィル ENC-71MH
リール: REVO MGX-SHS-L
ルアー: テキサスリグ ジャンボグラブ 7g

 

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