プロみたいになりたい?

プロみたいになりたくて、必死に、貪欲に取り組んでいた時期があった。でも、結果はなかなか出なかったし、 悩んだ時期もあった。

「一体、何が違うというのか」

それを、四六時中考えていたときには、納得できる答えが出ることはなかった。 今思えば、考えて理解出来るものでもないし、理解できたとしても、すぐに結果に結びつくものでもないと判る。

プロみたいになりたい?

「プロみたいになりたい」と思うとき、それは、プロを名乗りたいだけじゃない。名実共にプロでありたいと思うことは、至極当たり前の話。

「人並み以上に釣りがうまい」という「釣りのうまさ」の基準は、 どこにあるというのか。 たとえば、ワンデイ(1日)だけの競技であれば、 アマは、まぐれでもプロに勝つことは出来る。

では、複数日の競技で差が出てくる技術的な差が、 プロとアマの違いということだろうか。 技術的な部分の差、経験的な部分の差、 様々な要素があって、その結果として違いがでることは理解できる。

ただ、技術的な違いと経験的な違いが、もたらす「差」とは、一体何? たとえば、同じ経験年数と同じ技術レベルを持ってしても、 「釣りのうまさ」には、「差」が出てくる。

トーナメントプロの世界でも、 常に上位にいる人と、そうでない人がいることを見れば判る。 とどのつまり、この「決定的な差」こそが、 プロの証であり、プロのレベルを決める部分だ。

その違いは、何か?

それは、「プロは、より細かい区別が出来る」 ということに尽きる。 そして、 この「区別できる細かさ」が、レベルの差を作り出す。

「区別」は、「判断」に繋がる。
「判断」は、「結果」に繋がる。

たとえば、プロの陶芸家は、土の種類を何十種類も区別できる。 素人には、同じに見える土を細かく区別して使い分ける。そして、プロとしての「結果」を導き出している。 プロスキーヤーは、雪質を細かく区別する。その滑り方や力の入れ具合を変えて、区別できない人との結果の違いを出す。

釣りでいえば、どうだろうか。

水質、風、流れ、ルアー、ロッド、リール、ベイト、水温、季節・・・ 。様々な「細かい区別」を行う局面がある。 プロは、このひとつひとつに区別を見出して、 重要度を区別し、使い分けている。 だから、トッププロにとっては、 道具に求める「細かさ」も必要になってくる。

「プロは、より細かい区別をして判断している」

だから、プロ(釣りのうまい人)に成りたければ、 「細かい区別」が出来る経験と感覚を身に付けることだ。 釣果につながる「より細かい区別」「普通の人が気づかない区別」。それを、ひとつでも多く出来るように知識と経験を積み上げていくこと。 かくいう自分自身について、この区別できるレベルは、まだまだ低い。

釣りは、自然相手。

知識レベルの積み上げだけでは、区別するためのスキルは身につかない。 真摯で素直な取り組み姿勢と、「自然を感じて、違いに気づく」という心がけ。それが、 この部分を向上してくれると思う。 そういった「気づき」を素直に受け入れられる心。それを意識して取り組んでいきたいと思う。

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