まだ得ぬ大魚

釣りをする以上、ビッグワンを期待する。今日こそは、と意気込むが、期待通りに行かないことも多い。それは、自然を相手にする状況と、単純にはいかないゲーム性を持ち合わせているため。

逆に、だから辞められないといえる。しかし、その期待が大きければ大きいほど、コバッチが釣れることに、さほど感動を覚えなくなってしまう。嘆くべきは、「ビッグワン」が釣れないことではない。むしろ、コバッチに感動しなくなったことだ。

どんなコバッチでも、その見方によっては、大きなヒントを与えてくれる場合がある。なんども繰り返し話してきたが、「見ようとしなければ、見えないものがある」のだ。

確実にいえることは、まだ釣ってもいないデカバスより、今手にしているコバッチの方が断然価値がある。トーナメントにおいては、さらに明らかだ。いくら2キロオーバーを狙っていたといっても、ノーフィッシュは、キーパー1匹に負ける。

目標を高く、そして期待することはとても重要なことだ。しかし、それは手にした小さな成果を、軽視することと同じではない。小さな成功体験の積み上げが、大きな成功へと繋がることを忘れてはいけない。

そのためには、小さな成功体験を存分に味わい、その体験を自分のものにすることだ。イソップ物語を書いたイソップはこう言っている。「釣った小魚は、まだ得ぬ大魚に勝る」-イソップ

イソップがどれほど釣りをしていたかは判らないが、これが、釣りだけの意味を示していないことは明らかだ。釣りの小さな体験は、実生活にも活きる。釣ったコバッチにも、感動と感謝を。それが、まだ得ぬ大魚に繋がっていくのだ。

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