気圧の変化に対応する

最近、天気予報では、低気圧の動向が毎日のように伝えられている。気圧の変化は、人間が想像する以上に、水中生物にはインパクトを与える。

理科の実験でやったことがあると思うが、牛乳瓶の中に水をいっぱい入れて、中に浮力性のあるボールを入れる。牛乳瓶のクチの部分を手のひらで、グッと押すとボールは沈んでいく。手のひらを離すとボールは浮いてくる。

手で押した状態が、気圧が高い高気圧。手を離した状態が、気圧の低い低気圧の状態といえる。気圧の変化は、このようにダイレクトに水中環境に影響を与える。気圧の変化を捉えるには、そのひとつに「風」がある。

前線が通過するときには、風が吹く。これも、理科で習ったとおり。気圧が高い方から低い方に向けて風が吹く。天気は、大体西から変わっていくので、風の方向で、天気がどう変化するかが想像がつく。

強い風が吹くときは気圧が変化するとき。そして、天候が変わるときと思っていい。「気圧の変化は風でわかる」「風が吹けば、気圧や天候は変化する」。では、気圧が与える影響は?水中に生活しない人間にとっては、気圧の変化による「水の重たさ」の変化は想像がつかない。

サカナになったことがないので真実はわからないが、おそらく高気圧の状態、つまり「水が押さえつけられている状態」は、両手足に2キロ程度のオモリをつけている状態と想像してみる。

その状態のときに、狩りに出ようと思うだろうか?僕なら、オモリが外れるまで寝るのが一番と思う。たとえば、ピーカンベタなぎ。タフな状況の代名詞でもある。この状態が、まさにそのときだ。

そんなとき、どう想像する?釣りを諦めて、自分も寝るという選択をすることもアリ。でも、どうしてもバスを手にしたいなら、次の低気圧まで待てないほど空腹のバスを仮定してみてはどうだろうか。

そういう状態のバスに出会う確率を上げるには?その状態のバスにクチを使わせるには?水の中やバスの気持ちを知ることができないから、そのすべては想像し仮定してみるしかない。

「そんなことを想像して何になるの?想像にすぎないでしょ?」これは、危険な質問。今までの人類の歴史で、文明を作ってきたのは「想像力」。想像力は、生物史上唯一人間が持つ特権でもある。

想像力がなければ、テレビや携帯電話が生まれることはなかった。今後も、人間は想像力を働かして不可能を可能にしていくだろう。想像力を活用しなければ、いつまでたっても、「釣れた」が、「釣った」になることはない。

タフコンディション。「これは、何やったって釣れる状況じゃない。。」そう感じたときこそ、想像力を働かしてみてはどうだろうか。もう、手詰まりと感じたときから、新しい自然との駆け引きが始まる。

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