色を選ぶ

ルアーを選ぶときに「色」というファクターをどういった基準で選んでいるだろうか。色の特性を少しでも理解すると、その色の選択に自信が持つことが出来る。色は、そもそも光が反射されて発色する。

プリズムを使って太陽の光を分解すると、虹に見られるような7つのスペクトラムに分解される。その分解された光のうち、どの光を吸収し、どの光を反射するかで色が決まる。つまり、光があってこその「色」ということだ。

光のないところでは、色は存在することはない。また、スペクトラムによって、「波長」が異なる。

400~435nm 紫
435~480nm 青
480~490nm 緑青
490~500nm 青緑
500~560nm 緑
560~580nm 黄緑
580~595nm 黄
595~610nm 橙
610~750nm 赤
750~800nm 赤紫

見て判るとおり、人が認識できる光の中で、波長の短いのが青系、波長の長いのが赤系だ。ちなみに、紫より波長の短い光は紫外線、赤紫より波長の長い光は赤外線と呼ばれる。

どちらも、人の目では見ることはできない。光とそのものを通す媒体によって、特性が異なることも知っておくといい。水は、波長の長い光(赤系)を吸収し、空気は、波長の短い光(青系)を吸収しやすい。

海が青いのは、赤い光が水に吸収され、青い光が最も深くまで浸透し反射するからだ。また、夕日が赤いのは、その日射角度から、空気中を通過する過程で青が吸収されるからだ。

これを理解し、水の中で使うルアーに置き換えて見れば、「赤」という色が、水の中では特別な色だとわかる。水の中では深くなればなるほど、「赤」が最も早く失われる。深いレンジの赤は、色を失い「黒」になる。

つまり、「赤」はシャローレンジ、光がよく届く浅いレンジでこそ活かせる色だ。バスがどれだけの色を実際見分けているのか、本当のことは誰にもわからない。

ただ、「赤」という色が、特定のレンジでしか、存在しないこと、見えていないことは事実。これから、シャローゲームが始まる。赤いルアーが持つ、この特別な意味を、どうゲームに使ってみるかと考えると面白い。

空気中と水中では、色の存在の仕方が異なることから、その捉え方も、全く異なると容易に想像できる。○○カラー、△△カラー。「人間」を釣るためのカラー、「サカナ」を釣るためのカラー・・・

様々な色のルアーが存在するが、自分が、どう見えるかは全く関係がない。ひとつの語り継がれるべき言葉がある。「釣りがうまくなりたければ、サカナの気持ちになれ」

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