冬の陸っぱり。バイブのズル引きメソッドで、反応がなかった場合、もしくは、アタリはあったが乗らなかった場合のフォロー。まず、認識しておきたいのは、再度、同じスポットにバイブを通しても見込みは薄いということ。
そのためのフォローメソッドを用意しておく。リグは、キャロライナ・リグ。軽めのシンカーで、吸い込みやすいセッティング。ただ、吸い込みやすいといっても飛距離も欲しい。
だから、1/4oz程度で耐えられるキャパのロッド。リーダーは、長すぎるとアタリが取りにくい。リアクションも誘いたいので、長すぎず短すぎずの70cm程度。ワームは、一口サイズのミニチューをマス針にセット。
キャスト後は、底まで沈めてゆっくりと引いてくる。岩などの引っ掛かりを感じたらステイ。ロッドをタテにさばいて、プンッと外す。そして、フォール&ステイ。アタリでるなら、このときに集中する。
スポットを絞りにくいフィールドでの陸っぱりは、広く探れるかどうかがひとつのキモになる。バイブのズル引きとキャロのフォローをセットにして、フィールドを輪切りにするように攻めていく。
それでアタリがなければ、そういうときもあるということ。限られた場所と時間で、確率を上げる。そのことに集中できるメソッドに絞り込むことだ。