水温が10℃を定常的に超えてくると、シャローをクルーズするバスが出てくる。シャローにいるバスのタイプには、いくつかあって、それぞれに攻め方も異なってくる。浮きゴミやカバーに潜んでいるならば、スピナーベイトでダイレクトに攻めるのが吉。
すばやく反応してきて、バイトに持ち込める。また、岸際に鼻先を向けている場合も、スピナーベイトで直撃してやるのもいい。スピナーベイトのよいところは、見極めの時間も与えないずバイトさせるところだ。
カバーに身を寄せているタイプには、フローティングタイプのビッグベイトで誘い出す。カバーの度合いによっては、シャッド系でもいい。シャローをウロウロしているタイプもいるだろうが、基本的には、相手にしない方がいい。
はまってしまうと、余計な時間を費やすことになる。どうしても、クルーズして出ているタイプを狙いたいなら、ジグなどを通り道に放置しておく、待ち伏せがいいだろう。シャローにバスが上がってくるといっても、四六時中シャローにいるケースは、まだ少ない。
お昼前後の水温が上がってきて落ち着いている時間帯。そういった限られた時間帯が、ねらい目になってくる。特にカバーの少ない減水したフィールドでは、その傾向が顕著になるだろう。バスの状態と、周囲の状況。効率的なメソッドを選択して、攻略したい。