釣りの効能

釣りは、まず自然の中でやる。自然というのは、不定形なものの集合。風も吹けば、波も立つ。鳥が鳴けば、太陽もかげる。近くをみれば、釣り具があり、そして、遠くをみれば山々が広がる。この空間の認識と五感によって、頭の情報処理は奥行きを増して行われる。

普段の生活の中では、どうしても平面の情報ばかりに触れる。テレビも携帯も新聞も、すべて平面。五感を使った処理は制限される。釣りという行為は、五感をフル活用することで、ストレス解消にもなるし、脳の活性化にも繋がる。

そして、なんと言っても釣りは、不確実性の巣窟。誰一人として、その結果を完全に、論理的に導き出すことは出来ない。そういった状況にありながら、釣り人は、何かの行動を起こさなければならない。何の根拠もなく行動することもできるだろう。

しかし、実際は、その仮説と検証の繰り返しが面白い。実生活やビジネスにおいても、仮説と検証というプロセスは、不可欠。経験や思い込みだけで行動して、うまく行かないといっている人たちの多いこと。

セオリーという歴史を土台にして、自分の引き出しを最大限に活用する。その仮説と検証のプロセスは、あらゆる物事において通用する考え方。釣りというものの魅力は、これだけに尽きない。ただ、面白いだけではない。

だから、自然を体感し、奥深さも感じる。釣りに出会えて、感謝。

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