変容

釣りに出かける前日、ワクワクして準備する。当日も、その日の戦略を思い描き、ワクワクする。そして、実際にフィールドに繰り出していく。ボートを湖面に浮かべて、立てた戦略を確認していく。そして、徐々に、状況が思い描いていたものと異なってくる。

ワクワクが、少しの失望感に変わっていく。時間が経つにつれて、釣れない感覚が増していく。どこかで、今日はダメなんじゃないかと思い始める。ワクワクすることが、正しいことのはずなのに、実際には、その通りにはならない。それは、なぜか。

人生のマスターは、こういう。「それは、変容を体験するためだ」。変容とは、闇から光への移り変わり。それを体験することこそが、テーマだという。つまり、その変容の体験によって、ある観念が書き換えられれば状況は変わる。

つまり、次へのステップに進むことが出来る。このサイクルは、日常茶飯事の出来事だが、仕事などの日常では、ひとつのサイクルの期間が長い。だから、どういったサイクルがあったのか、そこで、何が変容したのかを感じにくいまま過ぎる。

しかし、釣りという遊びは、そのサイクルが短い。行動の結果が早く、そしてリアル。サカナの反応があるかないか。とてもシンプルだ。釣れないときが続けば、億劫になることもある。そこで、いろいろと分析する必要はない。

釣りに出かける前、あれだけワクワクしたじゃないか。その本質は、状況がどうであれ何も変わっていない。何を感じ、どう視点を変えられるか。それだけにフォーカスすればいいのだ。ある段階の変容なくして、次の段階はない。それが、上達の楽しみでもあるのだ。

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