小魚が、ヒラを打つときというのは、敵から、身を守るとき。不規則な動きをすることによって、敵からの攻撃をかわすことが目的だ。つまり、ヒラを打つ小魚は、基本的に、敵の存在を認識していることになる。
その追われている状態の小魚に対して、捕食のスイッチが入る場合がある。一方、タダ巻きという状態は、敵の存在に気付いていない状態の演出。ゆうゆうと泳ぐ姿は、警戒心も薄い。
バスにとってみれば、狙いやすい。だから、それにストップモーションを入れてやる。無警戒のストップ、そしてゴー。後ろを、追ってきたバスは、その瞬間に追いつき、バイトしてくる。
ストップ&ゴーメソッドは、捕食っ気の薄い場合にも、効く。ゆっくり巻いて、しっかりとめる。その際、しっかりと水を掴んで泳ぐのがいい。
シャローのバス、最後にもう一口の食事。食べやすいものを、差し上げてはいかが?