スピナーベイトといっても、タイプがいろいろある。それぞれのタイプには、もちろん特徴あるが、やはり、好き嫌いはあるだろう。自分は、特定のタイプだけを使うという訳ではなく、独断と偏見による、自分なりの使い分けがある。
基本的には、ブレードの組み合わせと、ワイヤーの硬さと長さによって、使い分けをする。シャローカバーを打っていくような釣りには、ワイヤーが硬めのタンデムタイプを使う。
立ち上がりの良さと見せて釣る速さを重視する。バンクバーナーメソッドやウィードエリアの早引きには、硬めのワイヤーのダブルウィロータイプを使う。早引きの安定感をと視覚的要素を重視。
ブレイクを落としたり、立木などの縦のストラクチャーに対して、落としていくならシングルコロラドタイプ。ボトムをロールするような場合は、シングルウィロータイプで、どちらも、ワイヤーは柔らかめのものを使う。
ダブルコロラド+柔らかめのワイヤーのものは、ミドルレンジまでのスローロールに使う。ワイヤーに関しては、ゆっくり引くなら柔らかめ、手返しやスピード重視ならば硬めを使う。
ベイトがいるようなウィンディーサイドならば、タイトでフィネスなアピールを期待して、硬めを選ぶ。ワイヤーに関して言えば、硬さだけではなく長さも重要で、基本的には、長く取れた方がいいと思っている。
重心とフックとの関係性もあるので、ロアアームとアッパーアームのバランスも重要になる。シンプル、かつパーツの組み合わせで完成する、スピナーベイトだからこその奥深さと面白さがある。使い分けることを楽しんでみよう。